医療安全体制の監査について

最終更新日 : 2017年10月5日

2.平成28年度

第1回医療安全監査委員会

1.開催日時 : 平成28年9月8日(木) 10:00〜12:00
2.開催場所 : がん研究会有明病院 会議室
3.出席委員: 委員長  遠山信幸(自治医科大学附属さいたま医療センター教授)
外部委員 大滝恭弘(帝京大学板橋キャンパス医療共通教育研究センター准教授)
外部委員 滝澤邦夫(有明友の会会長)
内部委員 關根今生(がん研究会有明病院医師)
内部委員 斎藤彰一(がん研究会有明病院医師)
4.がん研出席者: 医療安全管理責任者   横田美幸(がん研究会有明病院副院長)
医療安全管理部長    長田理(がん研究会有明病院院長補佐)
医療安全管理者     布施卓美(がん研究会有明病院看護師長)
医薬品安全管理責任者  濱敏弘(がん研究会有明病院院長補佐・薬剤部長)
医療機器安全管理責任者 三谷浩樹(がん研究会有明病院MEセンター長)
オブザーバー      山口俊晴(がん研究会有明病院病院長)
オブザーバー      櫛山博(がん研究会有明病院病院本部副本部長)
オブザーバー      清水多嘉子(がん研究会有明病院副院長・看護部長)
医療安全担当事務    上平隆二(がん研究会有明病院医療QMC事務室係長)
幹事          山崎周士(がん研究会有明病院総務課長)
幹事          高橋弘子(がん研究会有明病院総務課)
5.議事次第  : 医療安全管理体制および活動概要について
6.監査の内容 : 医療安全監査委員会規程
医療安全管理体制
医療安全管理委員会規程・RM部会規程
医療安全委員会議事録
RM部会議事録
部署RM連絡会議事録
医療安全マニュアル2016
7.監査結果・監査委員からの講評 :
  1. がん研究会有明病院の安全管理体制のガバナンスについて適切に取り組まれていた。
  2. 医療安全マニュアルについて適切に取り組まれていた。
  3. 医療安全管理委員会について、90%超の出席率が保たれ、医療安全体制について必要な項目が議論されており、適切に取り組まれていた。
  4. 医療安全の管理体制は、医療法等に従い適切に構築されていた。
  5. インシデント・アクシデントレポート報告の提出・分析・対応策について、更に一層の努力が求められる。また、PDCAサイクルを回して対応することが求められる。
  6. 特定機能病院の中でもがん専門病院という特性があるため、その特性に合った医療安全管理体制を構築し、その実現が望まれる。また、これから新たな課題が発生した際には、積極的な対応が望まれる。

第2回医療安全監査委員会

1.開催日時 : 平成29年2月9日(木) 9:30〜11:30
2.開催場所 : がん研究会有明病院 会議室
3.出席委員: 委員長  遠山信幸(自治医科大学附属さいたま医療センター教授)
外部委員 大滝恭弘(帝京大学板橋キャンパス医療共通教育研究センター准教授)
外部委員 滝澤邦夫(有明友の会会長)
内部委員 關根今生(がん研究会有明病院医師)
内部委員 斎藤彰一(がん研究会有明病院医師)
4.がん研出席者: 医療安全管理責任者   横田美幸(がん研究会有明病院副院長)
医療安全管理部長    長田 理(がん研究会有明病院院長補佐)
医療安全管理者     布施卓美(がん研究会有明病院看護師長)
医薬品安全管理責任者  濱 敏弘(がん研究会有明病院 院長補佐・薬剤部長)
医療機器安全管理責任者 三谷浩樹(がん研究会有明病院 MEセンター長)
オブザーバー      山口俊晴(がん研究会有明病院 病院長)
オブザーバー      櫛山 博(がん研究会有明病院 病院本部副本部長)
幹事          山崎周士(がん研究会有明病院総務課長)
幹事          高橋弘子(がん研究会有明病院総務課)
5.議事次第  : 1)医療安全管理部門の活動報告
2)医療安全管理委員会の活動報告
3)医薬品安全管理の活動報告
4)医療機器安全管理の活動報告
6.監査の内容 : 平成28年度ピュアレビュー実施記録
平成28年度病院機能評価受審の記録
平成28年度医療安全研修会一覧
平成29年度有害事象事例報告書
平成28年度医療安全管理委員会議事録
その他、関係資料等
7.監査結果・監査委員からの講評 :
  1. インシデントアクシデント報告について、年間総数4,000件〜5,000件の内、レベル0、レベル1の軽微なインシデントアクシデント報告件数が下がっていることは、改善すべき点である。
  2. 医療安全管理体制において、現場を見るという姿勢が確認され、非常に評価すべき点である。
  3. 患者の誤認防止について、外来での患者確認の際に、煩雑な中で患者確認の手順が見落とされることもあるため、患者確認の方法について検討して頂きたい。外来での患者誤認防止が遵守されていないことが多いため、手順の徹底が必要である。
  4. モニタリングについて、さまざまなテーマに対してモニタリングを行うことは期待したいが、医療従事者の負担が増えることも考えられるので、合理化・省略化も含めて検討して頂きたい。
  5. モニタリングの結果について、職員と患者に共有化を図って頂きたい。
  6. 今回の監査では、医療安全管理体制について法律上の問題は見当らなかった。

次回開催予定

平成29年9月7日(予定)