医療安全体制の監査について

最終更新日 : 2020年9月28日

2018年度 第1回

公益財団法人がん研究会有明病院 医療安全監査委員会

1.開催日時 : 2018年9月20日(木) 9時30分から11時30分
2.開催場所 : がん研究会有明病院  会議室AB
3.出席委員 :
外部委員・委員長 遠山信幸(医師:自治医科大学附属さいたま医療センター教授)
外部委員 大滝恭弘(弁護士:帝京大学医療共通教育研究センター准教授)
外部委員 瀧澤邦夫(医療を受ける者)
内部委員 關根今生(がん研究会有明病院 循環器内科医師)
内部委員 斎藤彰一(がん研究会有明病院 消化器内科医師)
4.がん研出席者 :
医療安全管理責任者 横田美幸(がん研究会有明病院 副院長)
医療安全管理部長 保田知生(がん研究会有明病院 消化器外科医師)
医療安全管理者 布施卓美(がん研究会有明病院 看護師長)
院内救急医療チーム(MET) 山本 豊(がん研究会有明病院 OEDC集中治療部長)
医療安全QMC事務担当者 上平隆二(がん研究会有明病院 QMC事務室係長)
医療安全QMC事務担当者 山口智美(がん研究会有明病院 QMC事務室事務員)
オブザーバー 櫛山 博(がん研究会有明病院 経営本部長)
オブザーバー 甲斐幹敏(がん研究会 CCO)
幹事 山崎/高橋(がん研究会有明病院 総務課)
5.監査の内容 :
  1. インシデント・アクシデント報告状況(2018年2月〜2018年8月の期間について)
  2. レベル3b以上事例(2018年2月〜2018年8月の期間について)
  3. 厚生局・東京都立入検査(7/4)ヒアリング事項について
  4. METの体制、及び、活動状況の報告について
  5. 院内ラウンド(手術室、病棟)
6.監査結果・監査委員からの講評
  • インシデント・アクシデントレポート報告数について総数は上がっているが、レベル0・1報告数が増えていないのは、理由があると思われるので、分析を行い、あらためて具体的な働きかけや教育等の取り組みを行ってほしい。
  • 病棟の機材室について、床にゾーニングする等、整理整頓の工夫が必要である。
  • 手術室におけるサインイン・タイムアウトについての実際の書式や、科毎の実施率のデータ等を次回以降報告して頂きたい。
  • 画像診断・病理検査の報告漏れ対策について、具体的な対応状況を次回の報告事項として頂きたい。
  • 初診・再診の待ち時間について、データ等にて次回報告を頂きたい。

2018年度 第2回

公益財団法人がん研究会有明病院 医療安全監査委員会

1.開催日時 : 2019年2月14日(木) 9時25分から11時23分
2.開催場所 : がん研究会有明病院  会議室AB
3.出席委員 :
外部委員・委員長 遠山 信幸(医師:自治医科大学附属さいたま医療センター副センター長)
外部委員 大滝 恭弘(弁護士:帝京大学医療共通教育研究センター准教授)
外部委員 瀧澤 邦夫(医療を受ける者:がん研有明友の会理事)
4.がん研出席者 :
医療安全管理責任者 横田美幸(副院長)
医療安全管理者 保田 知生 (医療安全管理部長)
医療安全管理者 川尻 恵子 (医療安全管理部 副看護師長)
医療安全管理者 根本 真記 (医療安全管理部 主任薬剤師)
病棟・外来運営担当 大野 真司 (副院長)
インフォームドコンセント管理責任者  笹平 直樹 (肝胆膵内科部長)
オブザーバー 櫛山 博   (がん研究会 常務理事/病院副本部長)
オブザーバー 甲斐 幹敏 (がん研究会 チーフコンプライアンスオフィサー)
幹事 山ア 周士 (総務課長)
幹事 橋 弘子 (総務課係長)
幹事 上平 隆二 (医療QMC事務室係長)
幹事 山口 智美 (医療QMC事務室事務員)
5.監査の内容 :
  1. 医療安全監査委員会規程の変更について
  2. 初診および再診の待ち時間
  3. インフォームドコンセントの他職種同席率およびテンプレート活用結果
  4. インシデント・アクシデントレポート報告数の分析および教育などの取組
  5. 病棟機材室の整理
  6. 手術室のサインイン・タイムアウトの実施率
  7. 画像診断・病理検査の報告漏れ対策
6.監査結果・監査委員からの講評
  1. 初診および再診の患者待ち時間について
    患者の診察待ち時間が長いようなので、患者に対して明確な待ち時間を表示するなど改善をお願いしたい。
    また、今回提示いただいた患者満足度調査結果について、入院・外来についての詳細を次回確認させていただきたい。
  2. インフォームドコンセントの他職種同席率およびテンプレートの活用結果について
    他職種の同席率が少ないと思われる。働き方改革の問題もあるが、医療安全の面からも工夫して同席率の向上を目指していただきたい。
  3. インシデント・アクシデントレポート報告数の分析および教育などの取組について
    IA報告推進に関しては職員に周知されており、改善されていることが伺える。今後は、医師・看護師以外の他職種からの報告数増加への取り組みに期待したい。
  4. 病棟機材室の整理について
    5S活動の取り組みにおいて、取り組み前と取り組み後の成果がわかるように、複数の部署の取り組み結果を提示していただきたい。
  5. 手術室のサインイン・タイムアウトの実施率について
    次回、マニュアルをプリントで提示して報告していただきたい。
  6. 画像診断・病理結果の報告漏れ対策について
    システム更新を控え、大きな課題であると思われるが、次回対策の結果を提示していただきたい。
  7. その他
    患者診察時には、専門用語の使用を極力控え、患者に理解しやすい説明をしていただきたい。

 

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