医療安全体制の監査について

最終更新日 : 2021年6月11日

2020年度 第1回

公益財団法人がん研究会有明病院 医療安全監査委員会

1.開催日時 : 2020年9月24日(木) 9時25分から10時36分
2.開催場所 : がん研究会有明病院  会議室AB
3.出席委員 :
外部委員・委員長 遠山信幸(医師:自治医科大学附属さいたま医療センター教授)
外部委員 大滝恭弘(弁護士:帝京大学医療共通教育研究センター教授)
外部委員 瀧澤邦夫(医療を受ける者)
内部委員 斎藤彰一(がん研究会有明病院 消化器内科医師)
4.がん研出席者 :
医療安全管理責任者 横田 美幸(副院長)
医療安全管理部長 山本 豊(医師)
医療安全管理者 両角 陽子(医療安全管理部 看護師長)
医療安全管理者 川尻 恵子(医療安全管理部 副看護師長)
医療安全管理者 根本 真記(医療安全管理部 主任薬剤師)
オブザーバー 佐野 武(病院長/病院本部長)
オブザーバー 甲斐 幹敏(がん研究会 チーフコンプライアンスオフィサー)
幹事 野本 啓司(医療QMC事務室室長)
幹事 上平 隆二(医療QMC事務室課長代理)
幹事 丹下 梓美(医療QMC事務室事務員)
幹事 山口 智美(医療QMC事務室事務員)
5.監査の内容 :
  1. 委員会規程の改正について
  2. COVID-19対応と現状
  3. インシデント・アクシデントレポート報告数の分析と改善活動報告
  4. 画像診断・病理検査の報告漏れ対策の現状
  5. 職員の身だしなみに関する規程等について
6.監査結果・監査委員からの講評
  1. 大量出血に関する対応について
    可能であれば、ハイリスクの術式で大量出血が予測される症例については、カンファランスなどにより多職種で情報共有していただきたい。
  2. 画像診断・病理検査の報告漏れ対策の現状
    診断結果未読事例のフィードバック方法を早急に確立する検討をしていただきたい。
  3. 改善活動について
    新しいシステムで運用した際に、問題なく実施されているかなど、成果の確認が可能になれば、さらなる改善につながる。
  4. 職員の身だしなみに関する規程等について
    新人教育や身だしなみのチェックをその場で指導していることは良い取組である。

2020年度 第2回

公益財団法人がん研究会有明病院 医療安全監査委員会

1.開催日時 : 2021年2月25日(木) 9時22分から10時43分
2.開催場所 : がん研究会有明病院  会議室AB
3.出席委員 :
外部委員・委員長 遠山信幸(医師:自治医科大学附属さいたま医療センター教授)
外部委員 大滝 恭弘(弁護士:帝京大学医療共通教育研究センター准教授)
外部委員 瀧澤邦夫(医療を受ける者)
内部委員 斎藤彰一(がん研究会有明病院 消化器内科医師)
4.がん研出席者 :
管理者 佐野 武(病院長)
医療安全管理責任者 大野真司(副院長)
医療安全管理部長 山本 豊(医師)
院長補佐 奥村 栄(患者サービス委員会委員長)
地域連携部長 唐渡 敦也
患者相談室長 吉田 佳津子
下部消化管内科部長 千野 晶子
医療安全管理者 根本 真記(医療安全管理部 主任薬剤師)
オブザーバー 甲斐 幹敏(がん研究会 チーフコンプライアンスオフィサー)
幹事 野本 啓司(医療QMC事務室室長
幹事 上平 隆二(医療QMC事務室課長代理)
幹事 丹下 梓美(医療QMC事務室事務員)
幹事 山口 智美(医療QMC事務室事務員)
5.監査の内容 :
  1. インシデント・アクシデントレポート報告数の分析
  2. 内視鏡検査の報告漏れ対策の現状について
  3. 術前中止薬のチェック体制について
  4. 2020年度患者満足度調査結果について
6.監査結果・監査委員からの講評
  1. 報告のあった4つの取り組みは、いずれもしっかり対応しており、今後は継続的に取り組み後の結果についても評価していくことが必要である。コロナ禍もあり、研修会の開催などの制限や、診療面では患者へのICなど、理想的なことが難しい面もあるが、是非、安全・安心の医療体制を継続していただきたい。
  2. 医療の提供体制が適切に整備されていることがうかがえた。報告された取り組みに対して、課題もあるとのことであるが、日々改善されていることがよくわかる報告内容であった。今後も継続していただきたい。
  3. 医師・看護師がともに協力し、患者ができることは患者が行うことを前提に取り組みを進めていただきたい。患者が感じている不満が満足に変わるような努力を今後も継続してお願いしたい。
  4. 大学病院に比べて研修医が少ない中でも、患者影響レベル0〜1の報告数が増加しており、医療安全文化が高まっていることがうかがえる。今後も継続して医療安全に対する意識を高めていきたい。

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