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2月3日に節分を迎えましたが、ボランティア支援室では今回初めて節分の飾付を行いました。
立春の前日である節分は冬の終わり、新しい季節が始まる区切りの日、邪気や悪いものを落として、幸運を呼び込むことを目的に、豆まきの行事が日本各地で行われています。
節分飾りは、がん研の公式キャラクターかにこちゃんが豆をまいて鬼(がん)を退治してくれる!そして、皆さまに沢山の福を届けてくれる!ことを願いながら飾付しました。カラフルな飾りに、沢山の患者さんが立ち止まってご覧くださり、笑顔になられている様子を拝見していると、私ども職員もほんわかと温かい気持ちに包まれました。
また、栄養管理部では行事に合わせたお食事を入院患者さんに提供しています。節分には歳の数だけ「豆」を食べると幸せになれる!と言われていますが、2月3日のお夕食には節分の行事食「大豆御飯」が提供されました。この行事食に合わせて、ボランティア支援室では折り紙で赤鬼・青鬼を折り、豆まきをイメージした手作りのカードを作成しました。カードの裏面には、季節行事の由来や行事食についての豆知識も記しています。少しでもお食事を美味しく召し上がっていただけるように心をこめて作成して、入院患者さんにお届けしていますが、このカードを病室で飾ってくださっている患者さんもいらっしゃるそうで、大変励みになっています。
ほんの気持ちばかりのささやかなことではありますが、ボランティア活動が患者さんに喜んでいただき、患者さんの笑顔がご家族や職員の笑顔にも繋がっていきますように・・・これからも『陰ながら・さりげなく・心を込めて』をモットーに活動を続けていきたいと思います。