ボランティアの活動の中には、なかなか目に見えにくい縁の下の力持ち的な活動がありますが、活動の拠点となっているボランティア室内で実施している「お裁縫」の活動のご紹介です。
ボランティア室には2台のミシンが設置されていますが、お裁縫がお得意なボランティアメンバーの方が、治療中の患者さんの不快な気持ちを少しでも軽減できるようにと願って、様々なサポートグッズを作製しています。サポートグッズはカバー類やポシェットなど、現在10種類、年間で約2,000点を提供しています。
今回はサポートグッズの中でも、永年作製している歴史の長いグッズをご紹介します。
【尿瓶キャップ】
起き上がるのが困難な男性の患者さんが寝ながら排尿する際に使用する尿瓶、この尿瓶のキャップの取り外しが簡単にできるように、キャップの代わりとして使用するカップタイプの蓋のことです。
針や糸で縫う作業は全くなく、BOXティッシュの空箱の厚紙やハギレを捨てずに有効に活用して作製しています。お裁縫といっても工作のような感覚で、どなたでも簡単に作っていただけるグッズです。
衛生上、1日1個の使用ですので、年間で500個以上、これまで最も多いときは年間で2,000個以上を病棟へ届けたこともあります。患者さんと看護師のコミュニケーションツールとしても使用されることがあるとのこと、使われる患者さんのお気持ちに寄り添って一つずつ丁寧に作製しています。
