

新緑の季節となりました。今年もゴールデンウィークを前に端午の節句の飾付をホスピタルストリートに展示いたしました。今年は端午の節句のタペストリーも新たに加わり、かにこちゃんには京都のお店から取り寄せた布製の兜をかぶってもらい、『皆さまをお守りします!』と言わんばかり、力強く笑顔でお迎えしています。
ホスピタルストリート1階から2階の吹き抜けには、今回初めてとなりますが、職員のボランティアメンバーが大きな折り紙で手作りした兜も飾っています。折り紙は赤・桃・橙・黄・黄緑・緑・水・青・紫の9色、カラフルな折り紙兜が全部で27個吊るされていますので、ぜひ上を見上げて折り紙兜も覧いただければと思います。

端午の節句は男の子の健やかな成長を願う行事で古くは中国の菖蒲の花が咲く頃に邪気祓いをした行事に由来すると言われています。「菖蒲勝負尚武」にかけて、男の子の成長や出世を願う日として定着したそうですが、日本では1948年に「こどもの日」に定められ、現在では男女の区別なく、子どもの幸せを願う祝日となっています。端午の節句と言えば、柏餅や草餅、ちまきを召し上がる方も多いかと思います。病院でも朗らかに端午の節句を迎えていただけますように・・・とお祈りしております。
