真夏の厳しい暑さから一気に冬の寒さが到来し、今年は例年よりも短い秋のようですが、今年もホスピタルストリートには「もみじツリー」を展示して院内でも紅葉をお楽しみいただいております。
来院された患者さんやご家族に少しでも暖かさを感じていただければと、もみじやかえでをイメージした暖かみのある色合いの手編みのオーナメントを100個以上飾っています。
こちらのもみじツリーは沢山の方にご覧いただいておりますが、ホスピタルストリートで足を止めてご覧になられている皆さまのお顔がぱぁ〜と明るくなるのを何度も拝見しました。飾付は休診日にひっそりと行うことが多いですが、こちらの飾付が何か皆さまのお役に立つことができていれば嬉しいです。
今回の飾付にあたって「もみじとかえでの違い」を調べてみたところ、植物学上は、どちらも同じカエデ属の広葉樹(落葉高木)の総称だそうですが、ちょっとした違いがありました。皆さまご存知でしょうか?
もみじ:葉の切り込みが深いもの
かえで:葉の切り込みが浅いもの
紅葉は朝の最低気温が8℃を下回ると紅葉が始まり、5〜6℃以下になると一気に進んで、昼間晴れて光合成が盛んで、夜は冷え込むほど、葉に蓄えられる糖分が多くなり、寒暖差があるほど鮮やかな赤色に染まりやすくなるそうです。
寒暖差があると私たちは体調を崩しやすくなってしまいますが、もみじやかえでの美しい景色を見ることができるように、秋の味覚をしっかり味わって体調を整えて過ごしたいものです。 皆さまも短い秋をどうぞお楽しみにください。!
