今年度よりボランティアの活動範囲も徐々に広げ、コロナ以前のような幅広い活動ができるように準備を進めております。病院としてもボランティアメンバーの方をしっかりと受け入れる体制を整える必要がありますので、新しいボランティアメンバーの方をお迎えしたのを機に、車椅子の講習会を開催しました。
安全・安心を第一に車椅子の操作ができるように、車椅子の構造や各部の名称、操作についてリハビリテーション部の理学療法士から講義を受け、その後は実際に車椅子を操作して、車椅子に乗る側、押す側の両方の体験をボランティアの方にしていただきました。
車椅子に乗ると普段と目線や視野も異なり、スピード感が違います。歩いているペースで車椅子を押すと車椅子に乗っている方は早く感じ、早歩きで車椅子を押すと、まるでジェットコースターに乗ったように“風の勢い”を感じます。車椅子に乗るのも押すのも初めて、ご自身が病気や怪我で車椅子に乗った経験がある方、ご家族の介護で車椅子を押した経験がある方などボランティアメンバーの方の経験も様々ですが、自分が患者さんの立場だったら…体調が優れない患者さんを車椅子に乗せて移動のお手伝いをすることになったら…とその時のことを想定しながら講習を受けていただきました。
実際に体験することで気づくことも多く、患者さんに安心していただけるようなお声がけ、細やかな配慮の大切さ、そして何よりも「車椅子は患者さんの命を乗せている!」ということを忘れないで、これからのボランティア活動で役立てていきたいと思います。
