

この夏も、体温を超える酷暑が続いております。海の近く有明にあるがん研は、海から涼しい風が届くかと思われるかもしれませんが、今年はかなりの温風で通院される患者さんも病院にお越しになるのも大変お辛いのではないかと思います。病院に来るまでに疲れてしまう…というお声をお聞きしましたが、病院に入ると空調の涼しさと共に、夏祭りの涼しいディスプレイが皆さまをお迎えしています。
今年はがん研が有明に移転し20年の節目の年です。移転20年をお祝いして、夜空に花火が上がるのをイメージした飾りを展示しています。また新たに風鈴飾りも加わって、かにこちゃんが風鈴の音色を楽しんでいます。かにこちゃんが花火を見上げる様子に、患者さんとご家族からは『涼し気なかにこちゃんもかわいい!』と直接お言葉をかけていただきましたので、来院された際にはぜひご覧ください。
これまで20年の間に、沢山の方にご支援いただき、多くの患者さんやご家族に有明まで足を運んでいただきました。遠くからも見える花火のように、皆さまへの感謝の気持ちが届きますように・・・
次の10年後もこの想いを繋いでいくことができればと、ボランティア支援室も陰ながら願っています。 まだまだ暑さが続きますが、皆さまもどうか熱中症対策をしっかりしていただき、夏ならではの花火大会や夏祭りをお楽しみください!