

年明けからあっという間に一ヶ月が過ぎましたが、今年も病院ホスピタルストリートの中央では、豆まきをするかにこちゃんが、患者さんやご家族をにこやかにお迎えしました。
節分は毎年2月3日頃におこなわれる年中行事ですが、毎年必ずしも「2月3日」とは限らず、「立春の前日」とされているため、今年は2月2日が節分となりました。
もともと節分は、年に4回訪れる立春・立夏・立秋・立冬の前日を指す言葉だそうですが、節分の発祥は中国とのこと、平安時代頃に中国から伝わってきた文化が、日本古来の考え方と合わさって生まれたと考えられているそうです。 いつの頃からか、一年の始まりとして大切にされていた「立春」の前日のみを「節分」と呼ぶようになったと言われ、悪いものを追い出し、縁起のよいものを食べて、新しい季節を迎えるための行事として日本でも馴染みの文化となっています。
節分当日には入院患者さんのお夕食には「大豆御飯」が提供されました。お食事を美味しく召し上がっていただけるようにと願って、ボランティアメンバーが手作りした行事食カードも一緒に添えてお食事をお届けしました。
昨年に続いて、今年も立春を過ぎてから大寒波が到来しておりますが、梅の花も咲き始めていますので、春が一歩一歩、近づいて来ているように感じます。厳しい寒さに負けず、春の訪れを楽しみに朗らかにお過ごしいただけますように・・・。
