

今年3月でがん研が豊島区の大塚からこちらの有明に移転して20年を迎えました。大塚時代から活動を実施していたボランティア活動ですが、有明移転後に新しい体制で「ボランティアわかば」として活動してから20年!コロナ禍で5年近く院外からのボランティアの方をお迎えできずにおりましたが、病院近くにお住まいの既存のメンバーの方を中心に徐々に活動を再スタートしております。
今年も3月3日のひな祭りに合わせて、ホスピタルストリートにひな人形の七段飾りを飾付いたしました。毎年飾っているこちらのおひなさまですが、今回はボランティア支援室に配属された若手職員とボランティアわかばメンバーが飾付を担当しました。例年よりも明るく華やかな雰囲気の飾付になったと大変好評で沢山の患者さんにご覧いただきました。特に桃の花の飾りが豪華、本物のお花と見間違えるほど!とのこと、桃の花が咲く頃に誕生したことが名づけの由来になったという「桃花」という名前の今年度の新入職員がこちらを飾付してくれました。
そして、今年も有志職員のボランティアメンバーが手作りしたかわいい桃の節句のカードを入院患者さんにお届けしました。
今年は寒暖差が激しく、桃の節句の時期に東京都内でも雪の予報が出るほどとなりましたが、病院隣の防災公園には河津桜も咲き始めています。春までもう少し患者さんにもご家族にも、そして職員にも春の訪れを楽しみに過ごしていただきたいと願っています。

