新緑の季節となりました!患者さんやご家族に季節感を味わっていただけるように、1階ホスピタルストリートに、今年も五月人形や鯉のぼりの端午の節句の飾付をしています。二つの五月人形はボランティアわかばのメンバーからの寄贈品で、今では珍しい三段飾りの兜とオルゴール付きの武者人形です。
オルゴールのぜんまいを回すと、♬.屋根より高い鯉のぼり〜 のメロディーが流れます!
そして、大リーグでも話題となっている『兜』を折り紙で折って飾付しました。がん研公式キャラクターのかにこちゃんも兜をかぶって、皆さまに笑顔をお届けしています。
鯉のぼりは、コロナ禍となってからスタートした飾付です。今年で3回目の飾付となりますが、正面玄関を入っていだだき、ホスピタルストリートの吹き抜けを見上げていただくと、真っすぐ沢山の鯉のぼりが目に入ってきます。コロナ禍でうつむきがちだった頃、少しでも気持ちが明るくなるようなイベントができないかと企画をして職員に鯉のぼりの寄贈を呼びかけたところ、自宅で永年眠っている鯉のぼりがあると、5メートルもの特大サイズの鯉のぼりや金色の鯉のぼりなど、沢山の寄贈がありました。
様々なサイズの鯉のぼりが全部で36匹、お天気の良い日にはホスピタルストリートに差し込む太陽の光でキラキラと照らされて、青空に向かって元気よく泳いでいます。
端午の節句は、男の子の健やかな成長や健康を祈る行事ですが、この鯉のぼりのように上を向いて元気に歩んでいただけますように…患者さんやご家族、そして職員の健康を心から願っています。