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診療科・部門紹介
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形成外科

形成外科

最終更新日 : 2017年7月10日

形成外科とは|診療科の特徴と実績|乳房再建をお考えの方へスタッフ紹介がん研形成Academia別ウィンドウが開きます

診療科の特徴

形成外科の治療対象として、腫瘍の切除により生じた欠損を補う必要のある全ての外科系各科とチーム連携を行っています。特に、四肢や頭頚部では、手術により腫瘍を取り除くことで、同時に皮膚や骨など体の形態そのものを失ってしまうことが少なくありません。神経や筋肉が腫瘍の切除範囲に含まれてしまう場合には、形態ばかりではなく重要な機能が失われてしまいます。「腕は残ったけれども物をつかむことができない」、「物を食べる機能は残ったけれども笑うことができない」など、日常の動作に甚大な支障が生じてしまいます。

形成外科では、個々の患者さんの状況に応じて、可能な限り腫瘍切除と同時に、皮弁移植・血管柄付き骨移植・血管移植などの高度な治療技術を用いて形態を修復するとともに、神経移植・筋肉移植などの先進的な手法を駆使して機能再建を目ざし、生活の質が少しでも保たれることを目標としています。

また、腫瘍切除後に生じるさまざまな瘢痕(きずあと)や、瘢痕拘縮(きずのひきつれ)などの修正手術も積極的に行っています。

さらに当科の大きな特徴のひとつとして、乳腺外科との協力をもとに、乳がん切除で乳房を失ってしまった患者さんの乳房同時再建手術を行っています。

乳房再建目的の受診の際には二期的再建(すでに乳房を失ってしまっている方の再建)希望の方を含め、当院の乳腺外来の紹介が必要となります。詳しくは以下の項目をご覧下さい。

乳房再建をお考えの方

診療科の実績

形成外科手術件数

  自科入院手術 自科外来手術 他科手術
2006 30 0 89 119
2007 49 0 131 180
2008 106 1 154 261
2009 183 21 167 371
2010 210 54 238 502
2011 219 86 246 551
2012 233 96 317 646
2013 213 99 336 648
2014 358 83 423 864
2015 502 127 410 1039
2016 479 88 405 972

2016年総手術件数

2015年総手術件数

温存率と再建件数

乳房再建を開始した2006年当時、乳房温存率は約70%(全国平均60%)であった。しかし、乳房温存では整容的な乳房が維持できない、あるいは切除範囲として不安がある患者さんが、全摘+再建の選択肢を持つことでその値は低下し、2016年の再建数は312例、温存術は40%に低下してきた。

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