診療科・部門紹介
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各部署紹介

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最終更新日 : 2017年5月15日

WOC支援

痛くない・つらくない・つくらない褥瘡ケア!
臭わない・漏れない・かぶれないストーマケア!
師長  松浦 信子
副師長 石川 加奈子
副師長 藤浪 文子

部署紹介

WOCとは、Wound Ostomy Continece の略で、Woundは創傷(褥瘡・ろうこう)のこと、Ostomyは手術で人工肛門や人工膀胱を保有した方のこと、Contineceは失禁(便や尿)のことです。WOC領域に関連するすべての入院や外来患者さんに皮膚・排泄ケア認定看護師3名(WOCナース1名含む)で水準の高い専門的な看護を提供しています。

褥瘡領域は、褥瘡管理者1名を専属配置し予防から発生の管理を行っています。がん専門病院の中でも手術を受ける方が非常に多いこと、緩和ケア病棟もあり症状緩和の方や、がん終末期の方も多く、褥瘡ハイリスク加算算定の対象となる方が年間4000人います。すべての入院ベッドに褥瘡予防の専用マットを整備しています。また、褥瘡が発生した場合は、多職種(医師・看護師・薬剤師・栄養士・理学療法士)と連携し褥瘡症例検討会や褥瘡回診をしています。 

人工肛門や人工膀胱を受ける方の手術数は年間400人以上で、外来では年間延べ2000人の相談を行っています。当院では、1%でも人工肛門や人工膀胱の可能性がある場合は、術前からすべての方にストーマのオリエンテーションとストーマの位置決めをします。術後から退院後の生涯にわたり合併症予防や日常生活の支援を行っています。


こんな看護をしています

褥瘡看護では、高機能エアマットレスだけに頼らず、褥瘡予防に必要なケアの一つである体位変換や体位調整、ずれを取り除くケア、スキンケアを充実させ看護実践能力を高めるために日々努力しています。スキンケアでは、ポリウレタンフィルムに頼らず、皮膚を清潔にすること、保湿剤を塗布するといった基本的なスキンケアを実践しています。

入院中の術後や体力低下による褥瘡発生の予防のため、発生の危険性のある対象患者には毎日ベッドサイドまでラウンドして、早期離床やキネステティク*を用いたリハビリを積極的に実施しています。(*キネステティクとは、人間の「自然な動き」や「動きの感覚」を応用した概念で、その人の動きを必要なだけ補い、体を持ち上げることなく移動などを支援する方法である)

外来通院している患者さんで褥瘡が発生する特徴は、がんの痛みによる疼痛コントロールや、様々な症状を緩和する治療を受けている場合が多いです。そのため、このような患者さんに早期からパンフレットを用いて外来で予防看護ができるように、外来看護師と連携しチームで褥瘡予防ケアに取り組んでいます。

“排泄”は人間の重要な基本的ニーズであり、人工肛門や人工膀胱で今までの排泄経路と違った新しい排泄経路が腹部につくられる衝撃やショックははかりしれないものがあります。また、手術の影響により尿や便が漏れることで日常生活に支障がでて苦痛や不安が強くなります。そのため、身体の機能低下や排泄障害で社会生活を制限しないように苦痛を取り除き、尊厳を保ち、生きる意欲や人間らしさを取り戻すための生涯にわたる専門的な看護を提供しています。

職場内研修

【褥瘡】

  • テーマ別褥瘡看護 2回シリーズ
  • スタートレベル研修 「褥瘡看護」
  • レベル1 研修 「褥瘡看護」
  • 専任看護師研修

【オストミー看護】

  • ストーマケア

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