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診療科・部門紹介
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救急部

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最終更新日 : 2023年6月14日

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診療実績

救急外来受診件数の推移のグラフ

救急外来データ

救急車応需率(都内、都外、全救急車対象)

コロナ禍でかかりつけがん患者以外の新規発熱患者の受け入れができなくなり、新規患者受け入れ数は減少しました。2023年5月8日より制限が解除されたため、通常の救急外来対応となります。当院の救急の特徴として、がん患者の特殊性から、都外に住むかかりつけ患者の遠距離救急車搬送が多いことがあります。コロナ禍では近隣医療機関での対応が困難になったことにより、これらの遠距離搬送も増えました。

がん種別データ

2016年度診療情報応需率

がん患者さんが救急外来を受診する理由は、発熱、消化器症状、呼吸器症状が約5割を占めています。がん患者さんの発熱原因は多岐に渡りますが、緊急性の高いものとして、抗がん剤治療の副作用である、発熱性好中球減少症の除外をまず行うことが重要となります。また、消化器症状に関しても、抗がん剤治療の副作用や、がんそのものによる消化管閉塞などで、経口摂取困難となることが多く、受診誘因となっていると考えられました。また何らかの疼痛を有する患者が4割近くを占め、迅速な対症療法が求められるため、トリアージにおける優先順位の変更、疼痛緩和に関する対応も必要となります。このようにがん患者さん特有の緊急対応に適切な対応を行うべく、病院全体での準備を日々行なっております。

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