がんに関する情報
がんに関する情報

アピアランスケアとは

最終更新日 : 2024年4月4日

がん治療において、手術療法・薬物療法・放射線治療のいずれにおいても、さまざまな外見の変化を生じることがあります。例えば、手術療法では身体の形態の変化や手術の傷の瘢痕(はんこん)、薬物療法では頭髪や眉・まつ毛などの脱毛、爪や皮膚の変化、放射線治療では照射部位の毛髪や皮膚の変化などです。

がんは慢性疾患に位置づけられ、がんとともに長期に生きる人が増え、さらに仕事や学業など、多くの人々が治療中も地域社会とつながりをもちながら生活します。外見の変化から「他人にがんだと気づかれないか」などの思いが強くなると、外出や対人交流が少なくなり、いままでの人間関係、仕事や学業にも支障をきたすことがあります。

外見はその人らしさ、自尊感情、尊厳にもかかわります。そのため、外見の変化に対するケアはとても重要であると私たちは考えています。

がん研有明病院でのアピアランスケアやご自身でできるセルフケアについて、ご紹介します。

かにこがん研有明病院の中の相談窓口かにこ

アピアランス(外見の変化)に関するご相談は、お気軽に医療者にお声掛けください。

このページのTOPへ