がんに関する情報
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皮膚がん

膀胱がん

最終更新日 : 2020年12月18日
外来担当医師一覧

がん研有明病院の皮膚がん診療の特徴

 皮膚がんの手術、薬物治療、皮膚障害のそれぞれの専門医が常勤し、がん専門病院の皮膚腫瘍科・皮膚科としてバランスが取れています。また、国立がん研究センターとも連携して診療にあたっています。

皮膚がんの治療成績

後述する皮膚がんの進み具合により、いわゆる「生存率」は変わります。ステージ1の早期であれば、手術により皮膚がんが治癒する可能性は非常に高いですし、ステージ3、4と進行するにつれて「生存率」は下がります。しかし、これも後述する薬物治療の進歩により、「生存率」は上がってきていますので、あきらめないことが大切だと思います。

皮膚がんについての知識

皮膚がんとは

皮膚がん(皮膚悪性腫瘍)は様々な種類がありますが、日本では発生数の少ないがん(希少がん)です。その中で発生数の多い順に、基底細胞がん、有棘細胞がん(皮膚扁平上皮がん)、メラノーマ(悪性黒色腫)がありますが、その他、乳房外パジェット病、血管肉腫、メルケル細胞がん、皮膚付属器がんなどがあります。

皮膚がんの進み具合(病期、ステージ)

他の多くのがんと同様、皮膚がんの進行具合を示すのに病期(ステージ:1〜4)分類があります。大きさや画像検査の所見、病理組織の所見により皮膚がんのある部位(原発巣の局所)の進行度が決まります。がんから近いリンパ節(所属リンパ節)に転移があるとステージ3、内臓など他の臓器に転移があるとステージ4になります。

症状

目に見えることが多いため、自分でも見つけやすく、観察できるのが皮膚がんの特徴です。
背中や殿部、陰部は見づらいので、鏡や家族の方などに見てもらうのも一つの方法です。 
最近では携帯電話にカメラの機能がついていることも多いので、写真で経時的な変化を確認することもできます。

色や形、盛り上がっているかどうか、出血の有無、匂いなどが観察のポイントになります。
例えばメラノーマでは日本人の場合、黒い色をしていることが多く、その他、色のムラがある、形がいびつである、大型である、盛り上がっている、経時的変化がある、などが特徴になります。

皮膚がんの検査と診断

目に見える病変が多いので、まず視診、触診を行います。最近はダーモスコープを使った診断を行うことも多く、以前より診断精度が上がってきました。どんな種類の皮膚がんかを確定するために、組織を採取し病理診断(生検)を行うこともあります。またCTやPET、MRI、エコーなどの画像検査を行うこともあります。

治療

一般的には手術が治療の第一選択になることが多く、周囲の組織を含め腫瘍の完全切除を目指します。リンパ節に転移している時には、その周囲のリンパ節をまとめて取り除くリンパ節郭清術を行うこともあります。場合によりがんの縮小を図るためや再発予防の目的で、手術の前後で薬物治療(抗がん剤治療)を行うこともあります。内臓などその他の臓器に転移している場合、多くは薬物治療が第一選択になります。最近では、特にメラノーマに対する薬物治療(免疫療法薬や分子標的薬)が進歩し、良い結果が出ることが増えてきました。他の臓器に転移がないにもかかわらず、何らかの理由で手術ができない場合は、放射線治療が適応になることもあります。いずれにせよ、人により状況は違いますので、良く相談、検討して、お一人お一人に適した治療を行って参ります。

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