お肌の変化が見られたら
最終更新日 :
2024年4月4日
スキンケアについて
治療中は肌が敏感になり、乾燥・くすみ・紫外線の影響も受けやすくなります。今まで使用していたスキンケアを変える必要はありません。いつもと同じか、ほんの少し丁寧にケアすれば大丈夫です。治療によっては皮膚に特徴的な副作用が出ることがあります。また、放射線治療では、皮膚炎が起きます。特別なケアが必要な場合は、お知らせします。おかしいな、いつもと違うと思ったら医療者に相談してください
基本のお手入れ方法:予防が大切です
- 皮膚を清潔に保ちましょう
しっかり洗おうと「ごしごし」こする必要はありません。洗い残しやすすぎ残しがないよう、丁寧に洗いましょう。
- 皮膚を保湿しましょう
ローションやクリームをたっぷり塗りましょう。目安は「てかてか・べたべた」です。
- 強い刺激から保護しましょう
肌をごしごしこすったり、締め付けの強い服でこすれたりしないように気を付けます。日焼けも刺激になるため、紫外線対策は、帽子や日傘、手袋や長袖衣類、日焼け止めクリームなどを活用しましょう。
特別な肌のケアが必要なのは
- 色素沈着
治療によりしみ、くすみが出ることがあります。多くは治療が終われば徐々に薄くなってきます。気になる時は化粧でカバーもできます。
くすみ対策:ファンデーションを塗る前にUV効果のあるコントロールカラー(色のついた下地)を塗ることで肌色の修正ができます。
- くすみが強い(茶色が濃い)場合:オレンジ系が効果的
- 軽いくすみの場合:ピンク又はイエロー系が効果的
- 赤みが強い場合:グリーン系が効果的
- 部分的なしみやクマの場合:コンシーラーを使用してみる