がんに関する情報
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ロボット支援手術

ロボット支援手術

最終更新日 : 2021年4月8日

腹腔鏡手術と開腹手術の良さを併せ持つ“ロボット手術”

ロボット手術は、これまで技術的に難しいと言われていた直腸がんに対する腹腔鏡手術の欠点を補い、精密な手術ができるとして期待されています。当院では、ロボット3台体制で手術を行っています。また、原発性直腸がん患者さんの99%が、創が小さく低侵襲なロボット手術または腹腔鏡手術を受けていただいています(2020年)。

動画1 ロボット手術のご案内

ロボット手術の方法

ペイシェントカートとよばれるロボット本体に、カメラと鉗子(かんし)を取り付け、8mmの小さな創からそれらをお腹に挿入して手術を行います。術者は、サージョンコンソールに座り、遠隔操作でロボット本体を動かします

ロボット手術の特徴

3Dのフルハイビジョン画像を約10倍に拡大したカメラ(腹腔鏡)を使用することで、手術部位の細かな解剖まで分かりやすくなりました。

ロボットの鉗子は、人間の手以上によく曲がり(多関節機能)、手ぶれしない鉗子を使用するため、狭くて深い骨盤の中でも、正確で繊細な手術が行えるとして期待されています。
2018年、直腸がんに対するロボット手術が保険適用となり、患者さんのお支払いいただく費用は腹腔鏡手術と同じです。

 

先端がよく曲がり手ぶれしない鉗子(執刀医は3D画像でみてます)

実際の手術は動画2を参照してください。

動画2 ロボット手術の実際 (病院紹介動画「がんを治療する1」のうち1分21秒〜2分10秒を参照)

動画3 ロボット手術紹介動画(ダビンチ)

ダビンチ手術の歴史

1990年代に米国で開発され、2009年に日本で薬事承認されました。2020年12月の時点で、日本では400台以上、世界では約6,000台のダビンチが導入されています。また、日本では2020年9月までに直腸がんに対して推計10,000人以上の患者さんがロボット手術を受けられています。

文責:大腸外科 山口智弘

手術見学および手術指導(医療関係者の方へ)

ダビンチ手術を行うためには、製造販売元である米国インテュイティブサージカル社のトレーニングコースを受けることが、日本内視鏡外科学会の指針で条件とされています。トレーニングコースでは、同社から認定を受けた医師の手術見学が必須です。消化器センター大腸外科の山口智弘医師(日本ロボット外科学会専門医、Robo-Doc Pilot 国際B級日本内視鏡外科学会 ロボット支援手術認定プロクター)は、その認定を受けており、随時他施設からの手術症例見学を受け付けております。また、手術指導に伺うことも可能です。

<本件に関する医師・医療機関からのお問い合わせ先>

公益財団法人 がん研究会有明病院 総務課宛 (FaxもしくはEmailでお送りください)

〒135-8550 東京都江東区有明3-8-31

Fax:03-3520-0141 Email: soumuka@jfcr.or.jp

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