がんに関する情報

ロボット支援手術

最終更新日 : 2018年11月13日

直腸がんに対する手術支援ロボット“ダビンチ手術”が保険適用になりました

2018年4月、直腸がんに対するロボット手術が保険適用となりました。ダビンチ・サージカルシステム(以下ダビンチ)を使用したロボット手術は、これまで技術的に難しいと言われていた直腸がんに対する腹腔鏡下手術の欠点を補い、精密な手術ができるとして期待されています。

当院の山口智弘医師は、2018年3月までに100例以上のダビンチ手術を執刀しており、他院への手術指導も行っています。

ダビンチ手術の特徴

3Dのフルハイビジョン画像で、約10倍に拡大することができるカメラ(腹腔鏡)を使用することで、手術部位の細かな解剖まで分かりやすくなりました。

ダビンチ専用の鉗子(かんし)は、人間の手以上によく曲がり(多関節機能)、手ぶれしない鉗子を使用するため、狭くて深い骨盤の中でも、正確で繊細な手術が行えるとして期待されています。

患者さんのお支払いいただく費用は、腹腔鏡下手術と同じになります。

 

先端がよく曲がり手ぶれしない鉗子
動画1 ダビンチの実際 (ロボット手術)
動画2 ダビンチを用いた縫合結紮(ロボット手術)

ダビンチ手術の方法

ペイシェントカートとよばれるロボット本体に、カメラと鉗子を取り付け、約1cmの小さな創からそれらをお腹に挿入して手術を行います。術者は、サージョンコンソールに座り、遠隔操作でロボット本体を動かします。

ダビンチ手術の歴史

1990年代に米国で開発され、2009年に日本で薬事承認されました。2018年6月末の時点で、日本では300台、世界では4,666台のダビンチが導入されています。

手術見学(医療関係者の方へ)

ダビンチ手術を行うためには、製造販売元である米国インテュイティブサージカル社のトレーニングコースを受けることが、日本内視鏡外科学会の指針で条件とされています。トレーニングコースでは、同社から認定を受けた医師の手術見学が必須です。消化器センター大腸外科の山口智弘医師は、その認定を受けており、随時他施設からの手術症例見学を受け付けております。

<本件に関する医師・医療機関からのお問い合わせ先>

公益財団法人 がん研究会有明病院 総務課宛 (FaxもしくはEmailでお送りください)

〒135-8550 東京都江東区有明3-8-31

Fax:03-3520-0141 Email: soumuka@jfcr.or.jp

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