
診療科・部門紹介
画像診断センター
最終更新日 :
2023年8月21日
画像診断センターとは |画像診断センター検査項目
画像診断センター検査項目
X線検査
- 単純撮影:胸部や腹部など、あらゆる部位を撮影します。
- X線透視:消化管などの管や関節などの腔を造影剤を用いて撮影します。
- 血管撮影:カテーテルと呼ばれる細い管や針を血管内に挿入して造影剤を用いて撮影します。
- 乳房撮影:撮影台と圧迫板との間に乳房を挟んで撮影します。このため、ある程度の痛みを伴います。
- 骨密度測定(骨塩定量):主に骨粗鬆症の診断のために行われ、腰椎や大腿骨で測定します。
コンピュータ断層撮影(Computed Tomography ; CT)
X線を用いて撮影したデータをコンピュータ処理して身体の断層画像を作成する検査です。画像診断センターで稼働している6台の装置は全て多列検出器型装置(multidetecter CT:MDCT)で、80列装置が1台、64列装置が5台です。MDCTは広範囲を高速で高精細に撮影することが可能で、データを利用して多方向画像や3次元画像を再構成することができます。
磁気共鳴画像(Magnetic Resonance Imaging ; MRI)
磁気と電波を用いて撮影したデータをコンピュータ処理して身体の断層画像を作成する検査です。当院で稼働している5台の装置は全て高磁場装置で、3テスラが4台、1.5テスラが1台です。X線を使用しないためX線被ばくはありませんが、強い磁場を用いるため心臓ペースメーカなど金属を含む治療機器を装着した方で検査を行えない場合があります。
インターベンショナル・ラジオロジー(Interventional radiology ; IVR)
IVRとは画像診断技術を治療に応用したもので、X線透視やCTあるいは超音波などを用いて身体の中を透かして見ながら、経皮的に挿入したカテーテルと呼ばれる細い管や針などの特殊器具を遠隔操作して行います。同等の治療(診断)効果をあげるための侵襲性が、他の方法に比べて少なく、速やかな治療効果が得られるといった特徴があります。がん診療において近年広く取り入れられてきた方法です。o
骨シンチグラフィ
乳がんセンチネル節の検出
FDG-PET(PET/CT)検査
- 参照: 核医学部