診療科・部門紹介
各部署紹介
最終更新日 :
2024年6月3日
外来治療室(ATC:Ambulatory Therapy Center)
患者さんの化学療法の継続と日常生活を支えます
部署紹介
外来治療室(ATC)は、通院する外来の患者さんを対象に、抗がん薬による化学療法を行っています。乳がん、大腸がん、血液腫瘍、膵がん、胆道がん、胃がん、食道がん、子宮がん、卵巣がん、泌尿器がん、肺がん、頭頸部がんなど、全診療科の患者さんに対する化学療法と治験を担当し、1日平均150名の方が治療に訪れます。全診療科のがん化学療法に対する専門知識と技術を習得し、日々の看護につなげています。
こんな看護をしています
安全で確実な化学療法を提供すること、治療内容に応じた副作用の対処方法を患者さんやご家族のライフスタイルに合わせ個別に支援すること、患者さんやご家族のQuality of Life(生活の質)と治療継続のために必要な専門家との関わりを調整すること(精神的支援、社会的支援、栄養管理、褥瘡予防など)、患者さんにとって"顔のわかる人""親しみをもてる人" として継続的にかかわることを大切にしています。
安全な化学療法看護という点では、抗がん薬の血管外漏出の予防のために投与中の点滴側の腕の保温方法についてケア方法を改善するための看護研究に取り組みました。研究結果として、保温方法の改善により点滴部位を観察しやすくなり血管外漏出の予防、早期発見に繋がる成果をもたらしています。
職場内研修
- 現任教育
乳腺・消化器・血液腫瘍・呼吸器・泌尿器・頭頸部がんに対するがん化学療法講義、個別マンツーマン指導、緊急時の対応に関する勉強会(レクチャー・シミュレーション)、血管確保の訓練、レジメン別看護マニュアル、カンファレンス・多職種合同ミーティング、スタッフ自身による勉強会など。
- 集合教育
化学療法看護基礎コース・化学療法看護実践コース