診療科・部門紹介
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各部署紹介

各部署紹介

最終更新日 : 2023年6月26日

5階東病棟 (整形外科・形成外科・泌尿器科・皮膚腫瘍科等混合病棟)

多職種と連携し、様々ながん治療を受ける患者さんの社会復帰をサポートします
看護師長
  
伊藤 有香
副看護師長
 
福士 博喜

部署紹介

5東病棟は、主は整形外科で全悪性腫瘍のうち数%である希少ながんの治療、ケアを行っています。また院内で唯一小児患者が外科治療を行っている部署で、幅広い年齢層の患者に対し多職種が連携したケアを提供しています。その他に、形成外科や泌尿器科・皮膚腫瘍科と数科混合であり、治療も外科治療だけではなく、化学療法、放射線治療、症状緩和など多岐に渡っています。その様々な治療過程を踏まえ、医師、薬剤師、栄養士、理学・作業療法士、ソーシャルワーカーなど多職種と協力し支援しています。

こんな看護をしています

当整形外科では骨軟部腫瘍が主な疾患となります。その発生部位は頭頂部から爪先まで広範囲にわたり、対象年齢も小児から老年期までと幅広いのが特徴です。手術を行う患者さんは機能障害を伴う方も多くいらっしゃいます。そのため退院して自宅でどのように過ごすかを見据え、理学療法士、ソーシャルワーカーとも連携し、患者さんの生活を大切に考え社会復帰を目指した看護とリハビリテーションに力を入れています。また、骨肉腫やユーイング肉腫などの若年層に好発する疾患も多く、遠方からの患者さんも多いため、大人に交じって闘病される、お子さん一人ひとりの成長・発達を念頭に、治療中・治療後の生活を見据えたケアに努めています。患児に限らず、入院に際し、ご家族の不安も計り知れません。そのため、患者さん、ご家族が安心して入院生活を送ることができるよう、CLS(チャイルドライフサポート)と協働して安全で誠意のある暖かい対応を心がけています。

皮膚腫瘍科の患者さんは高齢の方が多く、手術から抗がん剤治療、放射線治療を受ける患者さんがいらっしゃいます。また、整形外科・皮膚腫瘍科は形成外科と共に皮弁形成手術を行うこともあり、きめ細やかな創部の観察に力を入れています。

多岐に渡る患者層や治療を行っているため、それぞれの科の医師や多職種とその方に合わせた目標を考え、カンファレンス等で共有し入院中のサポートを行っています。

職場内研修

  1. 疾患や各種治療に関する医師の勉強会
  2. 理学療法士による勉強会
  3. 薬剤師による化学療法の勉強会
  4. 看護師によるリハビリ方法や化学療法看護、リンパケアに関する勉強会
  5. 学会・院外研修への積極的参加
  • 写真1
    小児患者に対し、この人形を使って、症状を聞いたり治療の説明をしたりしています。
    子ども達から恐怖心を取り除き、診察や治療をスムーズに進められるようにしています。

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