
診療科・部門紹介
各部署紹介
最終更新日 :
2024年6月3日
放射線治療部・画像診断センター
放射線を使用した治療・検査の完遂を支え、患者の安全を守ります。
部署紹介
放射線を取り扱う3つの部署(放射線治療部、画像診断部、核医学部)から成り立っている部門です。
- 放射線治療部では、癌の根治治療から症状緩和の治療まで外照射・腔内照射・小線源刺入などを用いて、1日約130名の患者さんの治療を行なっています。
- 画像診断部では、CT・MRI検査の他、エコーやX線透視装置などの様々な診断機器を用いて体内の管(血管、胆管、尿管、気管、消化管など)にカテーテル(細い管)や内視鏡を挿入して行うIVR (Interventional Radiology:画像下治療)という検査・治療を実施しています。
- 核医学部ではPET/CTと骨シンチを初めとしたスペクト検査等を行なっています。
- 手術に比べ低侵襲で迅速、かつ効率的な治療ができる環境が整っています。
こんな看護をしています
放射線治療部・IVR室の治療部門は、計画通りに治療の完遂ができること、画像診断部・核医学の検査部門は、診断がしやすい質の高い画像を得ることが必要です。そのため、痛みの除去、体位の工夫、不安や恐怖への配慮、造影剤アレルギーなどの副作用の早期発見を行っています。特に放射線治療部では、がん放射線療法認定看護師を中心に、放射線治療による皮膚炎など有害事象へのケア、治療中のセルフケア指導など、患者さんの病期や症状に応じた個別的ケアを行っています。またIVR部門では、学会認定資格者であるINE(インターベンションエキスパートナース)を中心に、IVR(血管系・非血管系IVR共に)時における看護の質の向上のために、より専門的な知識の習得、看護実践に努めています。
このほか、病棟看護師や外来看護師、各診療科医師、放射線技師、受付事務等の患者を取り巻く多くのスタッフと細かい連携をとり、コマンダー的役割も担っています。また、医師や放射線技師と共に治療・検査の情報共有を図ることで、個々の患者さんにあった、より質の高いケア実践につなげています。
職場内研修
- 放射線治療における治療計画の見方と有害事象のケア
- 造影剤の副作用とその対応
- アナフィラキシーショックなど緊急時対応訓練
- 各種検査(血管系IVR、内視鏡系IVR、CT/MRI)と治療およびその看護
- IVR、MRI、PET-CT、放射線治療部の見学研修を院内看護師に向けて開催しています
- ケースカンファレンス


