診療科・部門紹介
診療科・部門紹介

業務内容

業務内容

最終更新日 : 2021年6月1日

調剤部門

外来・入院調剤室、特定薬品管理室、注射調剤室、製剤室の4つの部署に分かれています。

外来・入院調剤室

調剤室は、外来、入院患者さんに処方された内服薬・外用薬を調剤する部署です。

医師の処方に基づき、薬袋自動印刷システム、散薬監査自動分包システム等の調剤システムを使用し、調剤を行っています。この際、薬の用法・用量、他の診療科との薬の併用、重複などに問題がないか、電子カルテなどを用いて確認を行っています。また、医薬品のバーコードを用いて薬の照合を行うピッキングシステムを導入し、調剤過誤防止に努めています。特に、抗がん薬を含む処方は、用量、休薬期間・併用薬の確認など、当該患者さんの服用履歴を照合し、薬剤師2人で最終鑑査を行っています。また、外来で麻薬や抗がん薬を処方された方には、薬剤部の窓口にておくすりの飲み方や副作用への対処法について説明を行い、安心して服用していただけるように努めています。外来患者さんへの薬の交付は、院外処方と院内処方の両方で対応しており、院外処方せん発行率は41.6%となっております(2021年4月現在)。調剤薬局ではあまり取り扱いのない抗がん薬や制吐薬等は、院内薬局で対応しています。院外処方箋に対しては、調剤薬局からの問い合わせ窓口として薬剤師が対応しており、がん専門病院の薬剤部として、患者さんの自宅での安全な薬物治療に対してもサポートをおこなっています。

  • 処方監査
  • 調剤
  • 調剤監査
  • 窓口説明 おだいじにどうぞ

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特定薬品管理室

麻薬、毒薬および一部の向精神薬など、特に厳重な管理を必要とする医薬品を管理する部署です。厳重な管理(受け払いの記録及び保管)が必要なため、ほかの薬と区別し管理しています。薬剤師は麻薬処方箋が発行されると用法用量、服用期間など、過去の服用履歴を確認します。必要に応じて医師へ問い合わせを行い、問題がないことを確認したうえで調剤を行います。調剤後の薬は薬剤師2名で最終鑑査を行っています。また、手術室の医薬品管理(手術室へ常駐し、麻薬・麻酔薬・筋弛緩薬などを管理)も担当しております。


  • 麻薬管理

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注射調剤室

注射調剤室は、外来、入院患者さんに処方された注射薬を調剤する部署です。

医師の処方に基づき、2台の注射薬払い出しシステム(アンプルピッカー)を用いて調剤を行っています。

アンプルピッカーからは注射薬と注射ラベルが自動で払い出されます。払い出された注射薬は、用法用量、配合変化、相互作用などを監査し、患者個人ごとにセットし、払い出しを行います。抗がん薬に関しては、患者さん毎の薬歴を作成し、投与量やスケジュールなどがレジメン(治療計画書)に基づいて処方されているか、複数の薬剤師が監査しています。また、院内では全ての抗がん薬は注射調製室で調製しています。院内2箇所の抗がん薬注射調製室にはクラス II タイプB2の安全キャビネットを7台設置し抗がん剤の調製をしています。揮発性のある一部の抗がん薬は閉鎖式調製器具を導入し、医療者の抗がん薬曝露対策にも取り組んでいます。

注射薬の取り揃え
レジメン監査
投与量の確認
抗がん薬の調製
抗がん薬後監査

一方、抗がん薬以外の注射薬も、処方監査、調製、製剤監査を行い患者さんへ供給しています。



  • 一般注射薬(抗がん薬以外)の調製

  • 注射薬の調製

  • 調製した注射薬はカートで搬送されます

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製剤室

製剤室は、治療上、不可欠であるが市販されていない医薬品や、市販医薬品とは規格が異なるため医薬品や試薬などを原料として院内製剤品を調製する部署です。

院内製剤品は当院の薬事審議委員会及び未承認新規医薬品等評価委員で承認を得たうえで製剤品の調製保管供給を行っています。製剤室には高圧蒸気滅菌機やクリーンベンチなどの機器を備え院内製剤品を調製しており、当院の医療ニーズに応え、安全安心かつ適切な院内製剤を提供できるよう努めています。

院内製剤品の中には調製工程が複雑なものがありますが、製剤調製時のサポートや新入職員の教育ツールとして、調製手順の動画を作成しています。動画を確認することによって調製手順が明確となるため、製剤の品質保持に役立っています。

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薬剤管理部門

薬品管理室、医薬品情報管理室、治験薬管理室の3つの部署に分かれています。患者さんの治療に必要な医薬品の品質管理と数量管理、および医薬品を正しく使うための医薬品情報管理をしています。また、治験薬の管理も行っています。

薬品管理室

院内で使用する医薬品の品質及び在庫管理と各部署への供給を担当する部署です。

SPD(物品物流管理者)と協力しながら物流システムを利用して、医薬品の使用量を把握し、購入計画を立て、発注、検収・納品、保管、供給を行っています。バーコードリーダーを使用し、GS-1コードによる検品、払出を行っています。特定生物由来製品(血液製剤)は2次元バーコードを読み取り、電子カルテにLot情報を取り込むようバーコードの利用をすすめています。


  • 医薬品の検収と納品

  • 薬品使用量の確認

  • 薬品倉庫

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医薬品情報管理室(DI室)

医薬品の有効性と安全性に関する情報の収集、評価及び提供する部署です。

厚生労働省、PMDA、製薬企業あるいは学会や国内外の医薬情報サイトより、医薬品に関する情報を収集し、評価整理し、院内医療従事者に情報提供しています。現在は医薬品情報の電子化も進めています。病棟および外来を担当している薬剤師とも連携をして医薬品に関する情報を迅速に必要とする医療スタッフへ提供しています。

DI室では、薬事審議委員会事務局業務も担当し資料作成や電子カルテの医薬品マスターの保守管理、院内で発生した副作用情報の把握、適応外使用の把握、新規医薬品に関する情報収集、医療従事者からの質問事項への対応、レジメンの管理なども行っています。


  • 医薬品情報ファイル(紙媒体)

  • 医薬品情報ファイル(電子媒体)

  • 医薬品情報検索

  • ・・・ひとやすみ・・・

  • 医薬品情報整理

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治験薬管理室

臨床試験支援部と連携して、治験薬管理、治験薬情報管理、治験プロトコルに基づく投与スケジュールの登録、治験薬の処方監査などを担当しています。

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臨床薬剤部門

副作用回避のための処方提案、アドヒアランスの向上、自己管理への支援など、患者さんに応じた安全で効果的な薬物治療のために活動しています。

病棟業務

全病棟に薬剤師を配置し、入院患者さんの最適な薬物治療のために薬学的視点から治療を支援しています。
手術をされる患者さんへは、入院前から服用している薬の薬歴やアレルギー歴などを確認し、安全に手術ができるよう、入院前の外来から退院まで継続したサポートを行っています。
抗がん薬治療を行う患者さんへは、治療スケジュール及び抗がん薬の効果、治療による副作用やその予防法、副作用が出現してしまった時の対処法などを説明し、少しでも治療に対する不安が軽減するよう努めています。また、医師、看護師および他のスタッフとのチーム医療に参画し、薬剤師としての役割を担うことで、質の高い薬物療法が提供できるよう活動しています。


投与スケジュール表

  • 写真1: 病棟薬剤師による持参薬確認。 チー
    ム内の薬剤師と連携して重要な薬剤は確認
  • 写真2: 病棟で看護師・管理栄養士より
    情報を収集し、最適な薬物治療を検討
  • 写真3: 看護師から患者さんの情報
    を聞き、医師へ薬物療法を提案
  • 写真4: 医師・看護師と情報共有をして
    ながん薬物療法の支持療法薬を検討

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薬剤師外来

通院で抗がん薬治療を行っている患者さんに対して、最適な薬物治療のために薬学的視点から治療を支援しています。

薬剤師外来では、患者さんが来院・採血等の検査を行った後、医師の診察までの待ち時間を活用して、薬剤師が面談を行っています。外来で治療が開始される患者さんに対しては、抗がん薬のスケジュールや服用方法、副作用に関する説明を行います。2回目以降は、副作用等の問題が生じていないか確認し、必要に応じて医師へ処方提案を行い、適切な薬物治療の提供に努めています。

  • 写真1: 外来がん化学療法室にて医師・看護師と患者さ
    んの状態や抗がん薬の投与量についてディスカッション
  • 写真2: 外来がん化学療法室にて
    患者と面談し副作用を評価する

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教育・研修部門

当院の薬剤部では取り扱う薬剤の多くが抗がん薬です。複雑な用法用量の内服抗がん薬や、副作用対策のための特殊な処方、曝露対策の専門的スキルなど、がんに特化した専門病院の教育体制が必要となります。数年後には、がん薬物療法のトータルマネジメントが可能となるよう、新入職員に対しては、プリセプター(新卒者の相談役となる薬剤師)、チューター(既卒者の相談役となる薬剤師)、メンター(新入職員及びプリセプター、メンターの指導者)を付けて、きめ細やかな教育研修を行っています。また、がん専門薬剤師などの認定取得を希望する部内スタッフに対しては、すでに認定を取得したスタッフによる、サポート体制を導入し、症例サマリの書き方などを指導しています。当院では、2020年5月20日の時点で、19人のがん専門薬剤師、6人のがん指導薬剤師が在籍しています。

当院はがん専門病院であることから、がん専門薬剤師養成研修施設としてがん専門薬剤師をめざす他施設の薬剤師研修生を受け入れています。日本医療薬学会認定がん専門薬剤師の5年間研修、日本病院薬剤師会認定がん薬物療法認定薬剤師の3ヵ月研修を受け入れています。これまでに、日本医療薬学会認定がん専門薬剤師をめざす外部研修生5名受け入れています。5年間の研修希望に関しては、応相談で対応しており、各研修生にそった研修スケジュールを組んでいます。日本病院薬剤師会認定がん薬物療法認定薬剤師をめざす外部研修生を80名程度受け入れています。また、当院薬剤部は東京都がん診療連携拠点病院として、東京都地域がん診療連携拠点病院及び東京都認定がん診療病院の薬剤師を対象として研修会も開催しています。

がん専門病院という当院の性格上、薬学部5年生の実務実習は受け入れておりませんが、6年次のアドバンスド実習、大学院生の研修は受け入れています。

  • 平成28年度 がん診療連携拠点病院・地域がん診療病
    院・東京都がん診療連携拠点病院薬剤師研修会の様子

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