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診療科・部門紹介
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リハビリテーション部

リハビリテーション部

最終更新日 : 2020年5月29日

運動器リハビリテーション室とは|診療科の特徴と実績スタッフ紹介

運動器リハビリテーション室

松本 誠一
阿江 啓介
整形外科部長
リハビリテーション部長

当科は、基本的に全科における腫瘍患者のリハビリテーションを行っている科です。各診療科の治療方針に沿って必要な方に対し、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士がリハビリテーションを提供します。速やかな機能回復や疼痛の軽減を行うことで、より安心した早期退院、日常生活・社会生活復帰を手助け致します。

診療内容

整形外科術後(骨軟部腫瘍術後)

良性骨軟部腫瘍術後

軟部腫瘍では腫瘍のみ切除された状態ですから、他の健常組織が侵襲されていない場合が殆どです。骨腫瘍では切除された部位、範囲によって荷重が制限されますので一定期間松葉杖等を使用したり運動制限を必要とする場合もありますので必要に応じた訓練を行います。

軟部肉腫・骨の肉腫術後

腫瘍とその周囲の軟部組織が切除された状態ですから、術後障害は切除された範囲により多様です。しかし、歩行や日常生活に必要な組織の欠損が生じる場合、可能であれば外科的に再建が行われます。術後は残存機能の代償や、装具・補助具の使用により早期の歩行獲得・日常生活への復帰を目指します。リハビリテーションは治療の各段階で筋力訓練、可動域訓練、歩行訓練、日常生活に必要な動作訓練などが総合的に行われています。

切離断例

下肢の場合、松葉杖歩行訓練、残存関節の筋力・可動域訓練から開始します。義足作製後は義足歩行訓練を行います。大腿義足・下腿義足では装着後1ヶ月程度で、骨盤からの義足では装着後2ヶ月程度で歩行可能となります。上肢の場合、健常な側の上肢の代償により日常生活は早期に自立できます。義足・義手ともに患者さんの意向に添ったオーダーメイドとなります。

乳腺外科術後

上肢(主に肩)機能の正常化を目的に、術後リハビリテーションの指導を行います。この手術では関節運動に必要な組織の障害は少ないのですが、術後の不安や疼痛による運動不足から肩拘縮が生じます。そのため術前後の運動指導や訓練を行い、良好な術後経過が得られるよう努力しています。

消化器外科術前後(PERICAN)

食道外科、肝・胆・膵外科、胃外科の周術期治療チーム(通称PERICAN:ペリカン)の適応となる方に対し、理学療法部門では術前より呼吸訓練、運動指導を行います。入院中も術前・術後の機能改善、体力維持を積極的に行い早期の退院と社会復帰の手助けをいたします。

頭頸科術後

手術により嚥下機能や発声機能の障害が生じることが多く、言語聴覚士による嚥下訓練や発声訓練等を行います。また、手術によっては肩関節の運動障害を生じることもあり、作業療法士による頸部・肩関節の可動域訓練等を行います。入院期間も長期になる場合が多く、全身の筋力低下の予防・改善を目的に理学療法での歩行訓練やバイク運動などを積極的に行います。

化学療法や放射線治療中など

術後の合併症や化学療法、放射線治療などで運動機能や体力が著しく低下した場合、歩行獲得や退院後の日常生活動作の改善がスムーズに行えるよう、リハビリテーションを行います。

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