
診療科・部門紹介
輸血部
最終更新日 :
2025年1月28日
診療科の特徴
- オーダリングシステムと輸血管理システム、および輸血管理システムとオンライン化した 2台の自動輸血検査装置の連携で、事務的処理と検査業務の効率化、ヒューマンエラーの抑制による正確性と安全性を確保しています。
- 血液型は1回の検査ですと、検体の取り違えや患者違いなどのミスがある可能性がゼロではないため、異なる時点で2回採血を行い、それぞれの結果が一致したときに血液型を確定します。
- 患者取り違え・異型輸血防止のため、ベッドサイドでの患者認証システムを介した、検体採血管認証、および血液製剤認証を行っています。
- 貴重な血液製剤を無駄にせず、輸血業務を効率的に行うために、T&S・コンピュータークロスマッチを実施しています。
- 赤血球液保管中の上清カリウム値上昇を考慮し、GVHD予防のためのX線照射を、輸血部内のX線照射装置を使い、できるだけ使用直前に行い、その他カリウム吸着フィルターも常備しています。
- 臨床検査センターと協力し、休日・夜間の輸血業務にも対応しています。
- 2015 年 3 月に ISO15189:2012 認定を取得し、2023年4月に第2回の認定更新をしました。
診療実績
2023年実績 | 2022年実績 | 2021年実績 | ||
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血液製剤使用単位数 | 赤血球製剤 | 7,468 | 6,952 | 6,666 |
新鮮凍結血漿 | 1,496 | 2,030 | 2,556 | |
濃厚血小板 | 8,225 | 6,050 | 8,190 | |
自己血採血単位数 | 貯血式・希釈式 | 4 | 2 | 0 |
輸血関連検査数 | 血液型・不規則抗体検査 | 18,103 | 17,790 | 17,760 |
自己末梢血幹細胞採取件数 | - | 20 | 16 | 33 |