
診療科・部門紹介
輸血部
最終更新日 :
2022年3月10日
診療科の特徴

- オーダリングシステムと輸血管理システム、および輸血管理システムとオンライン化した 2台の自動輸血検査装置の連携で、事務的処理と検査業務の効率化、ヒューマンエラーの抑制による正確性と安全性を確保しています。
- 血液型は異型輸血防止のため、同一患者の異なる時点での 2 回の検査結果の一致をもって決定します。
- 患者取り違え・異型輸血防止のため、ベッドサイドでの患者認証システムを介した、検体採血管認証、および血液製剤認証を行っています。
- 貴重な血液製剤を無駄にせず、輸血業務を効率的に行うために、T&S・コンピュータークロスマッチを実施しています。
- 赤血球液保管中の上清カリウム値上昇を考慮し、GVHD予防のためのX線照射を、輸血部内のX線照射装置を使い、できるだけ使用直前に行い、その他カリウム吸着フィルターも常備しています。
- 臨床検査センターと協力し、休日・夜間の輸血業務にも対応しています。
- 2015 年 3 月に ISO15189:2012 認定を取得しました。
診療実績
2021年実績 | 2020年実績 | ||
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血液製剤使用単位 | 赤血球製剤 | 6,666 | 6,793 |
新鮮凍結血漿 | 2,556 | 2,412 | |
濃厚血小板 | 8,190 | 7,620 | |
自己血採血単位 | 貯血式・希釈式 | 0 | 6 |
輸血関連検査件数 | 血液型・不規則抗体検査 | 17,760 | 16,369 |