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診療科・部門紹介
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乳腺センター

乳腺センター

最終更新日 : 2021年5月12日

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乳腺センターの研修の声など(医師向け)

乳腺センターでの研修(外科:伊藤由季絵(卒業))

<入職したきっかけ>

杏林大学医学部卒業後、同付属病院での初期臨床研修を経て、故郷に戻り愛知医科大学病院の乳腺・内分泌外科へ入局しました。外科の後期研修を経て、杏林大学の初期臨床研修でお世話になった、現 がん研究会有明病院 乳腺外科の上野貴之部長にお誘い頂き、国内留学として、日本一の乳癌症例数を誇る、当院乳腺センターで研修の機会を頂きました。

<一週間の業務>

 
8時〜 全体カンファレンス チームカンファレンス   Cancer Board 勉強会
AM CNB
(当番制)
外来 手術 外来 手術
PM 病理研修 内科カンファレンス 手術 外来 手術

毎朝8時のカンファレンスから1日が始まります。手術・外来はそれぞれ週2回で、外来では、現在産休中の先生の代診と毎週2人の初診行い、初診は診断からIC、手術、術後の結果説明まですべてを行います。手術は執刀医として2〜3件/週行い、助手としても2〜3件/週参加します。その為、毎週5件ほどの手術に参加しています。

病理研修は月曜午後のみですが、3か月集中して勉強する予定です。病理部へのローテーションなどは希望により可能であり、研修時期などについても相談して決めることが出来ます。

<がん研究会有明病院 乳腺センターにきて>

乳腺外科といっても、多くの病院では手術だけでなく、術前・術後薬物療法や再発治療も行っていることが多く、私も外来を担当すると外科的なことよりも薬物治療の勉強に追われることが多くなりました。しかし、やはり乳がんの初期治療において手術は重要な役割を占めており、また患者さんの精神的側面にもかなり影響を与えていることを強く感じる中で、少しでも満足がいくような手術をすることは外科医としては大切なことであることを改めて感じさせられました。そのような中で、当院 乳腺外科は手術症例も多く、外科的治療に集中できる環境であり、外科医として更に技術を磨く素晴らしい場所だと感じています。このような環境の中で、患者さんが納得し、満足できる手術ができるよう、今後も多くのことを吸収していきたいと思っています。

がん研でのレジデント生活(内科:川井沙織 )

若手に開かれた乳腺センターの魅力(内科:増田淳(卒業))

乳腺センターと研究所の共同研究について(外科:佐伯澄人)

がん研で学位を取ろう!(内科:柴山朋子(卒業))

厚生労働省への出向(内科:深田一平)

<入省までの経緯>

2009年4月乳腺科にシニアレジデントとして入職、乳癌の診断および外科治療を中心に研修する中で、がん薬物療法を学び経験を積みたいと感じるようになりました。化学療法科(当時)に移り、がん薬物療法の臨床経験を重ね、乳腺内科において、乳がんの薬物療法の診療に従事しながら研究活動などを行っていました。
2017年に、大野乳腺センター長と厚生労働省のご縁から、人事交流の医系技官として厚生労働省に入省する機会をいただきました。臨床を一時的に離れる葛藤はありましたが、一人の患者さんだけではなく、国民全体の健康を守るために働く医系技官になることで、医師としてのより幅広い視野や新たな人脈が生まれるなど、臨床医としても成長につながると考え入省を決意しました。

<厚生労働省での仕事>

2017年4月から、厚生労働省大臣官房厚生科学課の所属となりました。厚生科学課は、縦割りの省庁の中で、様々な部局が関わるような横断的な政策や課題に対応するための部署です。着任後は「がんゲノム医療」を、わが国でどのように推進するのか、その在り方の検討から始まり、政策の立案や実践に関わりました。がんゲノム医療では、原因となる遺伝子を特定して、より効果が高い治療薬を選択することが可能となり、患者一人一人にあった「個別化医療」につながることが期待されます。国民の皆様によりよい医療を提供するために、省内関連部局や関連省庁と連携し、施策の実施に向けて調整する業務を担いながら、時には関連する業務の国会対応等も行いました。実際に、がんゲノム医療提供体制が整備され、遺伝子パネル検査が保険収載される等、自分の関わった仕事が、目に見える形になることに大変やりがいを感じました。さらに、担当した分野の第一線の研究者との交流し、厚生労働省内や他省庁の職員などとの幅広い人間関係が得られたことは、とても貴重な経験となりました。

<今後>

2019年8月、乳腺センターに復職し、ゲノム診療部併任として、臨床現場において、がんゲノム医療に関する診療を行うとともに、9月より厚生労働省 大臣官房 厚生科学課参与に就任し、ゲノム医療に関する施策の立案にも関与しています。

乳がん診療を行うにあたっても、ますます、ゲノムをはじめ臓器横断的な複雑な課題が増加し、規制当局や行政機関との関わりが重要となることが予想されます。厚生労働省で医系技官として得られた行政経験や新たな視点を生かして、がん診療の発展に貢献したいと考えています。

<メッセージ>

臨床医として働くとしても、研究を行うとしても、わが国の医療行政や研究の仕組みを理解することが不可欠です。当院では豊富な臨床経験を積むだけでなく様々な経験ができますので、少しでも興味があれば、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。