
診療科・部門紹介
細胞診断部
最終更新日 :
2022年3月10日
診療科の特徴
1. 報告様式
電子カルテシステムを活用して、細胞診判定と推定診断名をわかりやすく記述式にて報告しています。婦人科領域では国際分類であるBethesda Systemによる報告様式を採用し、HPV検査適用の判断に役立てています。乳腺科および甲状腺領域でも、新しい記述診断報告様式を推進して、臨床側の診断取り扱いの効率化に役立てています。
2.がん専門病院として臨床に役立つ細胞診断
- @サルコーマーセンター・内視鏡室・画像診断部でのOn-site cytology(ベッドサイド細胞診、 出張細胞診)の導入
- A術中迅速細胞診
- B新技術(液状化検体細胞診やセルブロック作成)の導入
3. 臨床各科との共同の細胞診断に関する臨床研究
@癌の早期発見に関する新たなる診断法の開発
A癌治療の個別化に結びつく、細胞診断の確立
4.細胞検査士養成所を併設し、専門の優秀な技術者(細胞検査士)を養成しています。
5.日本臨床細胞学会から「細胞診認定施設」及び「教育研修施設」として認定されています。
教育研修指導医:杉山 裕子
6.ISO15189取得(2015年3月認定、 2021年10月改定)