診療科・部門紹介
放射線治療部
最終更新日 :
2024年3月18日
放射線治療部とは|診療科の特徴|診療・研究実績|スタッフ紹介|放射線治療装置
放射線治療装置
リニアック
直線加速器と呼ばれる大型の機械で、高エネルギーの放射線(エックス線、電子線)を作り出します。リニアックは、外照射の際に使用します。
- リニアック室2
Radixact - リニアック室3
TrueBeam + ExacTrac Dynamic - リニアック室4
True Beam + ExacTrac - リニアック室5
True Beam + ExacTrac - リニアック室6
True Beam + ExacTrac
ラルス
子宮がんなどの小線源治療の際に用いる治療装置をラルス(リモートアフターローディングシステム)といいます。
マイクロセレクトロンHDR-V3 + 同室CT
永久刺入
前立腺に対して、密封小線源治療(ヨウ素125を用いた永久挿入療法)を行っています。
治療計画用CT
放射線治療計画を行うために、CTを撮影します。治療の時と同じ姿勢になって、皮膚に印をつけ撮影します。撮影したCTは、専用のコンピュータに転送され、放射線腫瘍医がその画像をもとに治療を計画します。
- シミュレータ室1
SOMATOM Confidence RT Pro
- シミュレータ室2
Aquilion ONE VISION Edition
呼吸によって腫瘍が動き、移動量を計画で考慮する必要がある場合は、4DCTを撮影します。4DCTで吸気や呼気などの呼吸状態の変化による腫瘍の動きを把握します。短時間で広い範囲の撮影を得意とするAquilion ONEという装置で撮影するため、正確に腫瘍の動きを把握できます。Aquilion ONEは4DCTのみではなく、体内金属によるCTの画質への影響を小さくするアルゴリズムを備えており、歯冠などに近接する腫瘍も正確に画像化することが可能です。当施設は、放射線治療専用にAquilion ONEを導入している国内で数少ない施設の1つです。