
診療科・部門紹介
乳腺センター
最終更新日 :
2025年3月28日
診療内容・がん研の特徴
診療内容
診断
触診、マンモグラフィ、超音波(エコー)、細胞診、針生検、マンモトーム生検、外科的生検、乳管造影、乳管内視鏡、乳房造影MRI検査など
- マンモグラフィは2015年1月より断層撮影も可能なトモシンセシス装置を導入しました。読影はこれまで通り、乳がん検診精度管理中央機構の読影認定試験でA判定を取得した医師により高精細モニターを用いた画面を見ながらの診断を行っています。触ることができない石灰化などが見つかった場合には専用のステレオ装置をもちいてマンモトーム生検を行っています。超音波で病変が確認できるときは超音波を見ながら病変に適した生検装置を用いて外来にて生検を行っています
治療
乳がんの治療法は、大きく分けて3つあります。がんの状態に応じて1〜3を組み合わせて行います
- 外科治療(手術を主体とした治療)
- 薬物療法(抗がん剤、ホルモン剤などの薬剤を主体とした治療)
- 放射線治療(患部に放射線をあてる治療)
抗がん剤の点滴は、乳腺センターのすぐ前にある外来治療センター(ATC)で行います。
- 乳がんの治療をこれから受ける方のために(当院患者向け)
(4,587MB)
- 乳がんの治療を受ける方のアピアランスケア
(4.32MB)
- これから乳がんの手術を受ける方へ
再建
- 形成外科のページへ
(4.68MB)
- それぞれの患者さんの乳がんの進行状況や広がり方によっては、治療の際に自然な形状の乳房を維持し温存することが難しいことがあり、その場合には形成外科との連携による乳房再建を積極的におこなっております。
リンパ浮腫
乳がんでリンパ節郭清術を行うと、約2割程度でリンパ浮腫を発症します。下部消化器がんや泌尿器がんでもリンパ節郭清後にリンパ浮腫を発症することがあります。
「リンパ室」では、当院でリンパ節郭清手術を受けられた患者さんを対象に、リンパ浮腫の予防と治療を行っています。
トータルケアセンター
トータルケアセンターでは、患者ご家族のためにがん相談支援センター(治療や日常生活、仕事のことなど何でも相談できます)、サバイバーシップ支援室(若年がん患者さんや、がん治療や妊娠・出産のことなど様々な支援を行います)があり、患者さんやご家族がお困りのことにいつでも対応できる体制を整えています。
がん支援センター
全国のがん診療連携拠点病院などに設置されている「がんの相談窓口」です。
がん研有明病院の患者さん・ご家族、他院の患者さん・ご家族、一般市民の方など、どなたでもご利用いただけます。
がん看護専門看護師・認定看護師、医療ソーシャルワーカーが、電話または対面(がん看護相談・がんMSW相談)で、がんの病気や治療、生活のことなど、お話をうかがい、一緒に考え、みなさんが病気や治療と付き合いながら安心して生活できるようにお手伝いをさせていただきます。