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診療科・部門紹介
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婦人科

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最終更新日 : 2025年6月12日

婦人科とは子宮がんに関する情報(がん診療・治療・特徴)卵巣がんに関する情報(がん診療・治療・特徴)女性ヘルスケア外来|再発腫瘍切除術について|診療実績スタッフ紹介

再発腫瘍切除術について

再発の診断を受けた方へ

婦人科がん(子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がん)が再発した場合、その時期や再発した場所、腫瘍の大きさや数などに応じて、最適な治療方法を検討していきます。治療法には、手術、抗がん剤治療、放射線治療、または症状を和らげるための緩和ケアなどがあります。

がん研有明病院では、再発した腫瘍を取り除くことで治療効果が期待できると判断した場合、「再発腫瘍切除術」という手術を積極的に行っています。

この手術は、高度な技術と経験が必要な治療です。なぜなら、以前の手術や放射線治療の影響で、お腹の中に癒着や繊維化した部分ができており、出血や周囲の臓器への影響といったリスクがあるからです。また、腫瘍が腸や尿管、膀胱、骨などに広がっている場合には、それらの臓器も一緒に切除しなければならないことがあります。

再発腫瘍切除術は、どの病院でも受けられる手術ではありません。豊富な経験と専門的な知識を持つ医師によって行われるべき治療です。当院では、2024年に19件の再発腫瘍切除術を実施しました。そのうち、開腹手術が6件、身体への負担が少ない腹腔鏡手術が13件でした。

ほかの病院で「手術は難しい」と言われた方も、当院では手術が可能かどうか、また手術によって効果が見込めるかどうかを丁寧に評価いたします。セカンドオピニオンも随時受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
患者さん一人ひとりに合った最善の治療を一緒に考えていきます。安心してご相談いただければと思います。

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