放射線治療部
放射線治療部とは|診療科の特徴|診療・研究実績 |スタッフ紹介|放射線治療装置
当院で、2026年5月から臨床稼働した放射線治療装置です。Halcyonの形状はCT装置と似ており、筒の構造の中にリニアック装置が搭載されています。高速の撮影と照射を行うことができ、治療時間の短縮が見込める装置となっています。また、同時に導入したIDENTIFYを用いることで、患者様に印を描かずに位置合わせを行うことができ、息止め治療時の呼吸管理を行うことも可能となります。Halcyonでは、頭頸部がん、肺がん、乳がん、膵臓がん、胃MALTリンパ腫などのさまざまな症例を対象としています。
特徴1 高速の撮影・治療を行うことができる
Halcyonでは、内蔵されたリニアックおよびCT撮影装置が高速に動くことができ、最短で治療は15秒/回転、撮影は5.9秒で行うことができます。これによって、従来のリニアックよりも治療時間を短縮することが可能となり、また、息止め治療の際には、息止め時間も短縮することが可能となりました。
特徴2 IDENTIFYを用いたマーカーレスおよび息止め照射
Halcyonと同時に導入したIDENTIFYという装置は、青色の光で体を照らし、体から反射した青色の光を認識することで、体の表面の情報を取得することができます。これによって、従来のように印を用いなくとも位置合わせを行うこと(マーカーレス)が可能となりました.また、この装置によって取得された体表面情報から呼吸波形を取得し、息止め照射も行うことができます。
特徴3 最良の画質で、最適なタイミングの再計画が可能
Halcyonの位置合わせ用CTはHyperSightと呼ばれる最新の機能が搭載されています。この機能により低線量を維持しつつ、画像が鮮明に見えるだけでなく、精度の問題から従来では行えなかった、位置合わせ用CTをそのまま用いた線量計算を行うことができます。これにより、体型変化や病気の縮小などに早急に対応することができ、より安全に治療を完遂できます。
高速撮影によりブレが小さく、鮮明な画像を撮影
毎回の位置合わせ用CTを用いて腫瘍縮小などの変化を把握し、線量計算によって治療上問題ないかを確認

