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呼吸器センター診療科・部門紹介
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呼吸器センター

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最終更新日 : 2022年7月7日

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ロボット支援下手術

手術支援ロボットは、欧米を中心に医療用道具として認可され、1997年より臨床応用されています。本邦では2009年に本機器が厚生労働省により薬事承認されております。当院では2018年12月に手術支援ロボット(ダヴィンチXi)を2台導入し、2019年12月に3台体制となりました。呼吸器外科の領域では、2018年に「肺悪性腫瘍に対する胸腔鏡下肺葉切除術」、「胸腔鏡下縦隔腫瘍切除術」が保険適応となりました。

手術は3次元のフルハイビジョン画像で解剖の詳細を確認しながら行え、手術道具の細かな動きが可能になります。

ロボット支援下手術の患者さんにとってのメリットは、肋間に負担をかけない手術道具の動きにより術後創痛が減る可能性です。胸腔鏡手術と比較した安全性や根治性に関するロボット支援下手術の利点や欠点を明らかにする必要がありますが、今後の発展・進歩が望める手術器具と考えています。

当科では2019年1月からロボット支援下肺葉切除術を開始し、施設認定基準である10例を終了し、現在は保険診療で行っています。当科のロボット支援下手術は3-4カ所の小さな穴(ポート)と約4cm大の傷で手術を行っています。この方法は当科の胸腔鏡手術に準じたオリジナルの方法です。ロボット支援下手術においても当科がこだわっている開胸手術や胸腔鏡手術と同等のリンパ節郭清を行っています。

ロボット支援下手術の適応や方法などの詳細については、担当医にお問い合わせください。

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