印刷

診療科・部門紹介
診療科・部門紹介

胃外科

胃外科

最終更新日 : 2020年7月28日

診療科の特徴診療実績スタッフ紹介トピックスNEW!がん研 胃がん通信

バックナンバー

※ こちらのページは医療機関向けとなりますが、一般の方もご覧いただけます。 


がん研有明病院・胃がんグループは、感染対策に留意しながら、通常通りの診療を行っています。

安心できるがん医療の再開へ

平素より沢山の患者さんのご紹介を頂き、誠にありがとうございます。

先生方におかれましては、COVID対応につき日々思案されていることと拝察いたします。

がん研有明病院 消化器センター胃がんグループでは感染対策に留意しながらこれまで通りの日常診療を再開しております

 患者さんが安心して胃がん治療を受けられるような体制を整えておりますので、がん研有明病院にお任せ頂ける患者さんがいらっしゃいましたら、いつでもご連絡ください。

今後ともよろしくお願いいたします。

(胃外科部長 布部 創也)

  • ロボット3台フル稼働!!

    胃外科では現在通常の体制で手術を行っております。2019年1月から最新の手術支援ロボット「ダビンチ(da Vinci)Xi」を導入し、「ロボット支援下胃切除術」を開始し、順調に症例を重ねております。いままでの鏡視下手術の経験を活かし機能温存手術から進行がんにまで適応しています。

D-LECS開始しました

このページのTOPへ
胃外科では現在通常の体制で手術を行っております。2019年1月から最新の手術支援ロボット「ダビンチ(da Vinci)Xi」を導入し、「ロボット支援下胃切除術」を開始し、順調に症例を重ねております。いままでの鏡視下手術の経験を活かし機能温存手術から進行がんにまで適応しています。

当科では、胃粘膜下腫瘍に対する低侵襲手術として、腹腔鏡内視鏡合同手術(LECS)を開発し、施行してきました。今回、十二指腸腫瘍に応用した(D-LECS)を開始しました。

十二指腸腺腫や粘膜内癌に対して、内視鏡下粘膜下層剥離術(ESD)が行われますが、難易度が高く、術中・術後の穿孔が問題となります。ESDに腹腔鏡を併用したD-LECSにより、 穿孔のリスクが軽減でき、局所治療の安全性が高まると 考えられます。

内視鏡室:感染対策と検査再開

内視鏡室では、緊急事態宣言発令中は、緊急性がない内視鏡検査は全て延期し、感染防止に努めてきました。緊急事態宣言が全国で解除され、現在は通常通りの内視鏡検査を再開しております。患者さんに少しでも安心して頂けるように、COVID-19の状況を鑑みた内視鏡検査マニュアルを新たに作成し、最大限に感染リスクを避けながら検査を行っております。患者さんには『入室前の手指消毒』『体温測定』『問診票の記載』『マスクの着用』をお願いし、院内スタッフは、『防護具(フェイスシールド、サージカルマスク、手袋、キャップ、長袖ガウン)の装着』『室内各所の清拭消毒・換気』等を徹底しています。また、待合室やリカバリー室の混雑を避けるために、各時間帯の検査人数に制限を設けております。

胃がんでご紹介いただいた患者さんは、基本的に初診日に内視鏡検査と胸腹部CT検査を行っております。感染管理を行いながら、従来通り迅速な対応を心がけています。

(上部消化管内科副医長 吉水 祥一)

患者さんとともに歩む抗がん剤治療

抗癌剤の診療を担当している、消化器化学療法科部長の山口です。抗癌剤を説明する中で、良く耳にするのは、「がん研でやっている抗癌剤と地元で受ける抗癌剤は違うのですか」という質問です。

正直に言いますといつも答えに窮します。私は昨年まで胃がん治療ガイドライン委員でしたし、現大腸がん治療ガイドライン委員です。だから日本の隅々においてもちゃんとした抗癌剤が出来ることを願ってガイドラインを作ってきました。これからもその気持ちは変わりません。だから、地元でもがん研でも使う薬は基本的に「同じ」です。

でも本当に「同じ」でしょうか。糖尿病でも専門家が患者さんに適切な指導と投薬を行うと、血糖コントロールがうまくいき、動脈硬化などの合併症が少なくなります。明確なエビデンスはないですが、抗癌剤のマネージメントや、治験のオプション、パネル検査の使い方、他の癌専門病院との連携や情報交換など、一寸ずつ「違う」ことが積み重なっており、そこががん専門にやっている僕らの「技術」になっていると思います。

外科手術ほど技術に差が現れにくい領域ですが、標準治療をより安全に効果的に提供していくことに取り組んでいます。胃がんの抗癌剤が必要と判断されましたら、ぜひ“がん研”を思い出して頂ければ幸いです。

(消化器化学療法科 部長 山口 研成)